8月に新町での営業を終了したモダンメキシカン［Écle.enishi］や焼肉店［29.central］を運営するグループによる新展開。居酒屋でおなじみのメニューをモダンにアップデートしたアラカルトが楽しめる。

こちらでぜひ試したいのが、全国の良質な和牛のみを扱う1階の精肉店［黒毛和牛精肉店 29.central］で購入した肉を持ち込んで焼いてもらえるサービス。絶妙な焼き加減で肉そのもののおいしさを楽しめる。

1階で買った牛肉をステーキに。

黒毛和牛のロティ100ｇ1,650円～。取材時は160g、福島［ベルファーム］の黒毛和牛のハラミをチョイス。焼き代500円。

他にも1膳から注文できる土鍋の炊き込みご飯や、「お酒が苦手な方も楽しめるように」と提供するバリエーション豊富なモクテルなど、お客の心をぐっとつかむラインアップは、まさに来客を引き止めて帰さないために降る“遣らずの雨”のよう。

数十秒の揚げ時間で表面も軟らかく仕上げるカツオのレアカツ1,200円。

本日の土鍋ご飯1膳600円～。取材時は北海道から直送したズワイガニのご飯。20時頃の炊き上がりを狙って。

［Écle.enishi］出身のシェフ、丸山 楓さんが腕を振るう。

店内はカウンター10席のみ。希少なメスカルやテキーラがずらり。

カジュアルかつこぢんまりして大人な雰囲気で、2軒目遣いもお薦め!

写真／桑名晴香　取材・文／SAVVY

※この記事は2024年1月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。