みんな大好き！大阪・梅田の人気おにぎり専門店

老若男女問わず、長きにわたり万人に愛されるおにぎり。今、その「おにぎり」がブームなんです。かわいくて手頃でいつでも食べられる、魅惑のおにぎりをころころっとご紹介します!

差し入れとしても大人気
魚沼発の老舗おにぎり店

阪急うめだ本店［新潟ゆのたに 心亭 阪急うめだ本店］

新潟・魚沼市に本社を構える食品製造販売会社による、おにぎり専門店の先駆者的存在。もちろん米は魚沼産コシヒカリで、おかかや大葉みそといった和風の具材をメインに、毎日20種類前後がスタンバイ。その1日の平均的な売上個数は、なんと約1,400個！ リピーターが圧倒的に多く、差し入れや手土産でまとめ買いする人も少なくないそう。小腹が空いたときにも重宝する一軒。待望の新米もそろそろ登場予定！

おぼろ昆布
外はおぼろコンブ、中はコンブの佃煮で、口の中はうま味でいっぱい。250円

梅干し
穏やかな酸味の紀州南高梅の梅干しを使用。中にもたっぷりとウメがイン！ 231円

紅鮭
ほぐした紅ザケは程よい塩味でまろやかな味わい。米のおいしさも引き立てる。280円

冷めてもおいしい
日常に寄り添うおにぎりを

扇町［おむすびボンボン］

商店街の中にたたずむテイクアウトおにぎり専門店。「いつでも気軽においしいご飯が食べられるように」と、ご飯は甘くて粘り気が強く、冷めても硬くなりにくい秋田県産の一等米・ミルキープリンセスを使用。具材も全て店内で手作りすることにこだわり、ウメやコンブなどの王道から、いぶりがっこマヨやチャーシューからしマヨなど変わり種まで、バラエティ豊かなおにぎりが約27種。そのうち約1/3のメニューに玄米ご飯を使っているのも注目です。

鮭のゆずこしょうマヨ
ユズコショウを加えたマヨネーズでほぐしたサケをあえて、ピリッと爽やかに。210円

紀州南高梅
玄米に白ゴマをたっぷりとまぶし、トップとご飯の中に紀州南高梅を入れて。180円

ちりめん山椒
ご飯にちりめん山椒を混ぜ、ノリの代わりに大葉で包んだちょっと大人な一品。260円

米屋は握らず、結ばない
おいしい味を、整えるだけ!

大丸梅田店［米屋のおにぎり屋 菊太屋米穀店］

「お米本来のポテンシャルを最大限に引き出したい! 」をコンセプトに、昔ながらのおにぎりを［菊太屋米穀店］が追求。品種選びはもちろん、冷めてから生まれる米の甘さや食感を引き出すため、気温や湿度に合わせて水加減を毎日調整。そして行き着いたのが、「握らずに整える」という独自手法。特殊な炉で焼き上げる塩や特注の梅干しなど、具材選びも厳選するためラインアップは約10種に絞って。滋味深い味わいを噛みしめよう。

かやくめし
香り良いだしの隠し味にはホタテを使っている。数量限定の2個セット。580円

紅鮭
サケを塩漬けすることで冷めても味はしっかり。ノリに包まれたしっとり食感も◎。330円

梅
塩分と酸度を指定した紀州産南高梅を、てっぺんと中に半分ずつ。250円

ほかほかの握りたてを
駅前で買える幸せ

芝田（阪急大阪梅田駅1F中央コンコース内）
［おにぎり家一粒 梅田1階店］

昨年、外装をリニューアル。注文が通ってから、流れるような手さばきで手際良く握るテイクアウト専門のおにぎり店。具材は、なじみの定番から、イクラなど豪華なプレミアム、毎月1品新商品が登場する季節のお薦めまで、30種類以上もあるから目移り必至。そのおいしさの秘密は素材だけではなく、練習を重ねたスタッフしか作れない、ふんわりほぐれる絶妙な握り加減。温かいご飯の握りたてを気軽に食べられるって、なんてぜいたく！

牛肉ごま大根
一言で言うならキンパ風。たくあんのゴママヨあえの食感とヤンニョムマヨの相性が◎。322円

昆布マヨネーズ
一度食べたらリピート必至。コンブとマヨが合います！ 甘塩っぱさにハマるはず。227円

梅
すっきりと酸っぱい梅干し、コシヒカリ、有明産ノリのシンプル黄金トリオ。238円

米の炊き方を極めたプロが
たどり着いた理想の味

阪神梅田本店［象印銀白おにぎり］

［阪神梅田本店］内「コンビニデリカ」の一角で炊飯器メーカー・象印が運営するおにぎり店。自慢の「炎舞炊き炊飯ジャー」で炊きあげるのはもちろんのこと、五ツ星お米マイスターが厳選した白米を使用し、炊き方と握り方に試行錯誤を重ねたおにぎりがずらりと並ぶ。中でも目をひくのが、デコラティブな創作おにぎりたち。特別感のあるビジュアルが評判となり、手土産にも人気の商品だそう。お弁当の販売もあるのでぜひ。

南高梅と梅しらす
創作おにぎり人気No.1。刻み梅、シラスの混ぜご飯に南高梅をトッピング。324円

ふくや明太子
福岡・博多［ふくや］から仕入れた明太子のピリ辛さがやみつきになるひと品。270円

塩おにぎり
一粒ひと粒のふっくら感ともっちり感を、ダイレクトに味わえる。173円

写真／エレファント・タカ　コーダマサヒロ　中部里保　森 アキラ　
取材・文／天見真里子　杉田裕路子　土橋健司　SAVVY

※この記事は2023年10月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。