SAVVY7月号は、一冊丸ごとランチ特集！
『みんなのランチ手帖』をテーマに、
大阪、京都、神戸、奈良、滋賀の
洋食、中国・韓国料理、カレー、エスニック、和食などなど
さまざまなジャンルのイマドキランチを集めました。
そんな最新号から、オープン以来変わらず人気で、
SAVVYでも何回もご紹介しているランチをピックアップ！

神戸・トアウエスト［圓記（ユンキー）］

プチ香港気分も味わえる！
点心・おかゆ・焼きそばのぜいたくセット

神戸の老舗中華［新愛園］の姉妹店、香港点心と中国がゆ専門店として誕生したのが約8年前。店主・徐東良（ジョ・トウリョウ）さんは「若い世代にも点心をもっと身近に感じてほしい」と、平日限定で点心、おかゆ、焼きそばが楽しめるお得なセットを用意。レトロで素朴な店内や、飛び交う中国語など現地感も楽しく、連日行列ができる人気店だ。日本でもおなじみのチャーシュー饅頭や焼売、大根餅から、スペアリブのブラックビーンズ蒸しなど珍しい一品まで、香港や日本で研さんを積んだ点心師が作る点心は品ぞろえ豊富。点心によって使い分ける皮とあん、前日から仕込む貝柱のだしが効いたかゆなど、一品ひと品時間をかけて丁寧に作られる。香港の食堂のように、ふらっと訪れて、その日の気分でおかゆや点心を選びたい。

［圓記］オリジナルのおかゆは、焼き鮭をたっぷりのせた一品。「日本の鮭茶漬けをイメージしました」とオーナーの徐さん。おかゆの優しい味わいに、鮭の塩気がマッチ。食べ進めていくと鮭と貝柱のだしがより混ざり合い、おいしさに変化も。紅鮭の中華粥1,000円

トアウエストの路地にたたずむ現地感たっぷりの外観。

看板の文字は徐さんの手書き。香港のレトロなカフェを参考にしたそうで、グリーンの壁や赤いロゴが絶妙なかわいさ。

キッチンでは点心師が手際良くたくさんの点心を蒸していく。

写真／竹田俊吾　取材・文／SAVVY

※この記事は2023年7月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。