［6/19更新］

うどん県の中心・高松には、
セルフうどんも、バリエーション豊かなうどんメニューもたくさん！
一杯食べたら、合間におやつを挟んで、もう一杯いっちゃいましょ。

セルフうどんの魅力
麺を温める、トッピングもセルフ！ 速さ・おいしさ・安さを追求したセルフうどん。釜上げやぶっかけなどもそろうけれど、せっかくならうどん本来の味が楽しめて、フルセルフを体感できるかけうどんを注文してみて。

“毎日でも食べたくなる
イリコの利いたもちもちうどん”

［さか枝うどん 本店］

高松県庁のすぐそばで1975年に創業。「セルフ式は、お客さんの選択肢が多く、その分自由で楽しい」と、店主の坂枝 繁さんが話すように、うどんを温める・温めない、薬味の種類や量も、全て自分のさじ加減で決められる。店員さんはもちろん、常連さんにも優しく教えてもらえるから、初めてでも安心して。かけうどんを頼んで薬味をのせ、お店の名物でもある大きなだしタンクからイリコの香るだしを注いだら、自分好みのうどんの出来上がり!

セルフうどん、食べるまでの流れって?

天ぷらは約15種がスタンバイ、練り天も豊富

会計時のスピードを意識して全て120円!

おにぎりといなりも全て120円！

おにぎりの具は、梅とおかか。ショーケースでちょこんと並ぶ様子もかわいい！

麺は、坂枝さんが手打ちし、ゆで上げて水でしめたうどんはもっちりした食感。あつあつで食べたいなら、ほんの少しだけ温めて。

“一口すするとほっこり
真心が魅力のうどん”

［セルフうどんの店 竹清］

店に入ると、「天ぷらいかがですか？」と声を掛けられる。店主の竹田啓二さんがうどんを打つ姿をはじめ、行列をさばき、セルフ式を手ほどきしながらてきぱきと働くスタッフさんたち。オープンすぐから飛ぶように売れる天ぷらは、「揚げたてを食べてもらいたい」と、人気の半熟たまご天とちくわ、ゲソは注文後に揚げる。トッピングは、定番のネギや天かすに加えて、梅干しやカツオ節も用意するなど、無料でこんなにアレンジできるなんてうれしすぎる！

セルフうどん、食べるまでの流れ

ザクザクの衣が特徴。揚げたての天ぷら

営業中はずっと、妻の恵美さんは店先で天ぷらを揚げるそう。

うどんとおにぎりは、みんなも大好きな相性ぴったりの組み合わせ

ワカメとジャコの混ぜご飯のおにぎり80円

朝4時から仕込みを始め、オープン後もうどんを打ち続ける。だしとよく絡むよう、気持ち細めに仕上げるのが竹田さんのこだわり。

2種類の麺を一緒に！
製麺所ならではの食べ方を

［松下製麺所］

松下 守さんが、1966年に製麺所としてオープンし、1975年からうどんの提供を開始した。目掛けたいのは、製麺所だからこそ食べられる、うどんと中華麺を同じ器に入れたちゃんぽん。常連客が、卸用のうどんと焼きそば麺が隣に並んでいるのを見て「一緒に食べてみたい」と言ったことから始まり、そこからじわじわと人気が広がっていったそう。固有のメニュー名はないので、「ちゃんぽん」や「1玉ずつ」と伝えてみて。

うどん×中華麺

パッケージをリニューアル。おみやげ用の半生うどん2人前580円

ネーミングにも注目したい
バラエティ豊かなうどん

［手打十段 うどんバカ一代］

通し営業で、連日行列の絶えない［うどんバカ一代］。「打ちたて・切りたて・湯がきたて」の3たてにこだわり、ゆで上がりから10分以上経ったうどんは提供せず、営業中は常に出来たてのうどんが食べられる。1番人気の釜バターは、パンにバターをのせるように、うどんにもバターが合うのでは？と、社長のひらめきから生まれたとか。あつあつの釜揚げ麺に、半熟になった卵とバターが絡み、カルボナーラのような味わいに。

うどん×キムチ

うどん×バター

うどん×梅×山かけ

お腹に余裕があるなら、ハシゴの合間におやつはいかが?

元ケーキ屋さんが作る出来たてクレープ

「出来たてを食べてもらいたくて」と、それまでケーキ屋だったこちらが10周年のタイミングを機に、クレープ屋にシフト。生クリームとバター、小麦粉は北海道産100％を使用する。1番人気の丸ごとプリン1,000円をはじめ、瀬戸内の柑橘やモモなど、旬の果物を使ったクレープも登場!

写真／岡本佳樹　取材・文／SAVVY

※この記事は2023年6月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。