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編集長の竹村です。

先日、桂春蝶さん、桂吉弥さんのインタビュー取材に行ってきました。
場所は、茶屋町の毎日放送。
となりの[梅田芸術劇場]で、ジャニーズWESTの小瀧さんが出演する
ミュージカルをやっているので、出待ち(?)がすごい人でした。

それはさておき、桂春蝶さん、桂吉弥さん。
4月の落語会についてのインタビューでした。
詳しくは4月22日発売のSAVVY本誌を見ていただくとして、
(ずいぶん先で、すいません!)
印象に残ったエピソードを少し先出しします。

噺家さんだけあって、あたりまえですが
とにかく話が面白い。
楽しいインタビューは、いくつも経験してきましたが、
お二人のテンポ良く軽快なトークは、お金払ったほうがいいんじゃないか
と思うほどの、面白さでした。

そして最後に聞いたのが、
「落語とは? 落語家とは?」の
銀河系も飲み込むような壮大な質問。

しかめっ面で5分あまり考え込んでもおかしくなさそうですが、
「自分ととことん向き合うこと」と、即答の春蝶さん。

そして、「向き合って、向き合って、おぇぇーぇっ、て出たもの」と。

言葉だけで見ると、ちょっとアレですが、
しなやかな身振り手振りと一緒に話しされているので
なんか色気があるんですよね。
噺家さんの面目躍如といいますか。

そこで思ったのが、
わたし自身も、やたらと自分と向き合っているな、ということです。
(落語家です!という意味ではありませんよ)

超長距離をひとりで運転するのも苦ではないですし、
山登りの時も、ひとりで何泊もしたりすることもあります。

前にも書いたかもしれませんが、
嫌なことや、悩むことがあった時は、
そのことを延々と考えながら、走り続けるという
謎の苦行のようなことをしています。

とにかくまぁ、ひたすら同じことを考えながら
20キロも30キロも走り続けるのです。
そうすると、最初はなんだかクヨクヨしてたことが
体はしんどくなってくるし、頭もボンヤリしてきて、
最後は、もうどうでもよくなります。

荒療治っぽいので、万人にはおすすめしませんが
ゲシュタルト心理学のホットチェアー(ホットシート)にも
通じるものがあるかもしれません。
(ゲシュタルト心理学は、ハードな側面があるので
日本人の気質に合わない、という意見もあります。
逆にソフトタッチなアドラーは、流行りました)

なんだか難しい話になってしまいました。

ともかく、インタビューの結論は、
「気軽に落語を見に来て!」
というものでした。
(強引)

それではどうぞよろしくおねがいします。

『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺 2023』
出演:桂春蝶/春風亭一之輔/桂吉弥
日時:2023/4/28(金) 18:00
会場:大阪市中央公会堂
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/5736

桂春蝶公式HP:https://shunchou.jp/
桂吉弥公式HP:https://kichiya-k.com/

※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は2/24(金)更新予定です。
過去記事は、ハッシュタグ #編集長日記 をクリック。

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SAVVY1月号『よしもと漫才劇場となんば』
発売日 2024年11月22日(金)定 価 900円(税込)