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編集長の竹村です。

先日、遅ればせながら『トップガン マーヴェリック』を観てきました。
日曜日の夕方だったのですが、7〜8割の入りで、トム様人気を感じて帰ってきました。
いや、別にトム・クルーズ目当てで観にきてる人ばかりじゃないですね。

『サヴィ』の編集部の前は、今は休刊してしまったカルチャー情報誌『エルマガジン』の
映画担当をしてまして、その時に何度かトム・クルーズのインタビューをしました。

トムはとにかくサービス精神がすごい人で、
インタビュー中は、ずっとあの笑顔。
そして、どんな(変な)質問をしても

「Good Question!」

と言ってくれます。
あの笑顔で。

本当にエンターテイメントを徹底してる人だな、という印象です。
インタビューの時の通訳はもちろん、戸田奈津子さん。
(インタビュー中に、取材者と戸田さんにお菓子を勧めるのもお決まり)

そんなトムの人気を不動にしたのが
前作『トップガン』です。
そもそもこの映画の成り立ちにはいろいろあるんですが、
とにかくプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー節が炸裂している映画でもあります。

日本ではバブルが始まる1986年の映画です。
イケイケが共通項でしょうか。
そんなイケイケな映画から10年ほど前は、喫茶店ブームがありました。

「喫茶店の看板を出せば儲かる」と言われた時代です。
いままた注目されている純喫茶が、たくさんできた時代です。
次号の「カフェ特集」(7/23発売)で、あれこれ紹介しています。

いま発売中の「パフェ特集」でも、その時代の喫茶店が載っています。
(パフェの次はカフェでややこしくて、本当にすいません)
大阪・鶴橋の[KANARIYA]と、神戸・垂水の[喫茶レストラン ブラジル]です。

いずれも70年代の創業で、その頃から変わらずあるパフェを取材してきました。
全高60センチあまりのビッグパフェです。

大阪・鶴橋[KANARIYA]。キウイ、イチゴ、オレンジのソースがカラフルなスペシャルフルーツパフェ4,500円(ヤング割は4,000円)。

めちゃくちゃ迫力があります。

ちなみに、[ブラジル]では営業中に撮影をさせていただいたのですが、
横にいた常連さんが
「ちょっとアタシにも撮らせてもらってもいい?」と
スマホで撮影されていきました。

[喫茶レストラン ブラジル 神戸垂水店]のマッターホルン。季節のフルーツ、自家製プリン、生クリーム、アイス4種、コーンフレーク、ソフトクリーム。一番下は自家製ミックスジュースで、驚きの2,100円!

昭和は、デッカイものがいい時代だった気がします。

伸び盛りの時代ですね。
「純喫茶が好き」という20代に、なんで好きなの? と聞くと
「昭和の感じが好き。昭和の伸びていく時代を感じたい」という人が多いです。

なるほどなぁ、と思う部分と、
そうなのかぁ、と思う部分がありますが。

蒸し蒸しと暑い夏がやってまいりました。
よい週末を!

※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は7/15(金)更新予定です。
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写真/島田勇子 わたなべよしこ
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