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SAVVY.jpの竹村です。

物価高に円安、なかなかに厳しい世の中です。
とはいえ、春休みもそろそろで、どこかに旅行に行きたくなるのも分かります。
しかし、先立つものが……も分かります。

さて、そんな時には、
かなり前にも提案したことがありますが、
近場のホテルに行ってみませんか?というもの。
ホテルはどこか非日常な空間。
いくつになっても入る時はどきどきするというか、少しの緊張感がありますね。
普段、通り過ぎている近場のホテルも、一歩中に入るといろいろ楽しい。

さて、そんなわけで、
ホテルを立て続けに2軒行ってまいりました。

まずは、京都は東山にある[ザ・ホテル青龍 京都清水]。

ここは小学校を活用してできたホテル。
小学校がホテルに?と思われるかも知れませんが、
明治期に作られた京都の小学校は、地元の有力者達が子どものために、と
とにかくごっつい立派に作られたものが多いんです。
デザイン的にもかなり凝っていたりもします。

そんな立派な建物を活用したホテル、有り体な言い方ですけれど、
とってもすてきです。
で、ここのレストラン・ライブラリーで始まったのが、「SUSHI-BAR」。

階段状のお重に入った和前菜に手鞠寿司、椀物がセットになった
コース仕立てのものに加えて、サーモンロールや、
ちょっとつまむ感じでも頼めるようになるそうです。
担当者いわく、カジュアルにカウンターによりかかりながら
お酒とお鮨を楽しんで欲しいとのこと。(当面は木・金・土曜の営業)
宿泊しなくても、レストラン・ライブラリーだけでも利用できます。

※このメニューは2025年4月からの提供、ならびに4月からは毎日営業となります。

18時から利用できるここ、
昼間は観光客でごった返してるエリアですが、夜になると一変。
とってもムーディです。
高台にあるので街を一望できますし、いつもと違う京都を味わえるかと。
(ルーフトップバーもすてきなのでよろしければ、そちらもぜひ)

さて、やんごとなきエリアから一転、
2軒目は大阪の下町へひとっ飛び。
(同じ日に行ったわけではありません)

新今宮駅前にどーんと出来た時には誰しもが驚いた
[OMO7大阪 by 星野リゾート]へ。

こちら出来た時から何度もお邪魔してはいたのですが、泊まったことがなく、
知り合いが大阪で泊まるというタイミングで一緒に泊まってきました。

地元に密着したコンテンツを推す[OMO]シリーズ。
大阪は「だし」推しです。
(他にもコンテンツはいろいろあるんですが、とりあえず)
夜は、テラスに登場する屋台で、ふぐおでんと日本酒のだし割り。
だしがしゅんだ、おでんはほっこりします。
そして、日本酒のだし割りが飲みやすいうえに温まる。
よきです。

外にはふぐのテントがあって、プチキャンプ気分でくつろげます。
ちなみにこちら「PIKAPIKAふぐナイト」は、3月14日までなので、
ご注意くださいませ。

で、翌朝は近所の[木津市場]まで行って、
だしについて学べる「ええだし出てますわツアー」に参加。
カツオ節屋、昆布屋を軸に、なにわ伝統野菜の八百屋に豆屋など、
ホテルスタッフが、分かりやすく説明して案内してくれます。
さしずめ大人の修学旅行といったところでしょうか。
もちろん地元なので知ってることもありますが、知らないことも多くて
「へー」となることも。
また、ツアーメンバーが我々以外が関東の方達で、
とにかく関西の食文化に驚かれていたことに驚きました。
(お好み焼き用の豚バラは、関東ではあまり売ってないと聞き、びっくりです。
あれ全国で売ってると思っていましたよ)
そしてツアーは市場で解散なので、おのおの買い物したり、市場の食堂に行ったり、
好きに過ごせます。
ちなみに同行の知り合いは、まんまと案内された店全部で買い物してました。

と、家から30分圏内の場所でなんだかんだと旅を満喫してしまいました。
ロビーでぼやっとする時間とか、旅行客を見てると旅気分が上がりますしね。
そんなわけで、近場のホテル探訪おすすめです。

P.S. 客室からの景色が、映画のアヴァンタイトルみたいに撮れてしまったので、
ここに共有しておきます。

それではどうぞよろしくお願いいたします。

ザ・ホテル青龍 京都清水 公式ホームページ

OMO7大阪 by 星野リゾート 公式ホームページ

※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は3/7(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。

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SAVVY5月号『北浜・中之島』
発売日:2025年3月22日(土)定 価:900円(税込)