SAVVY.jpの竹村です。
ほぼ毎年行っている、平湯温泉。
関西の人からしたら、ちょっと耳なじみがないかもしれません。
上高地の玄関口にあたる場所、と言えば、なんとなく位置関係が分かりますでしょうか。
北アルプスの麓で、岐阜・高山と長野・松本のちょうど中間、だと分かりやすいですかね。
その北アルプスに登りに行くのに、平湯温泉に必ず立ち寄っています。
で、なんか新しい施設が出来てきたな、と見ておりました。
それが2024年の秋にオープンした星野リゾートの[界 奥飛騨]でした。
そんな真新しい宿に行って参りました。
豪雪の日に。
もともと豪雪地帯の奥飛騨。
とはいえ、地元の人でも「ここまで降って積もるのは珍しいかも」という
なかなかすごい日に行ってしまったのですが、
逆に、この日にしか見れない風景だったんじゃないかと思います。
ある意味ラッキーだったかと。
その[界 奥飛騨]。
古い旅館をリノベーションした1棟に、
新設された大浴場がある本館に、新設の宿泊棟の3棟仕立て。
(加えて足湯が楽しめる離れ棟があります)
雪に埋もれて、なかなかの風景でしたが、
これはこれで風情があるというもの。
温泉でぽっかぽかになった体には、雪の冷たさが心地よいですし。
そしてお部屋は、飛騨産業の家具に囲まれた空間で、とても落ち着きます。
飛騨の木材を使った壁と天井をはじめ、あちこちに木工が設えてあります。
(見せてもらった特別室には、ロッキングチェアがあって、優雅にすごせそう!)
しかも大きな半露天風呂付のお部屋だったので、
いつでも好きなときにザブン!と出来ます。
火照ったらごろんと寝転がれるベッドもあって、極楽空間。
(大浴場もあるのでぜひそちらも。ぬる湯とあつ湯の交代浴がお薦め。露天風呂もあります)
温泉に入って、お部屋でくつろいだら、
お楽しみの夕食へ。
地元の食材をたっぷり使った会席料理をいただけます。
お酒も、カボチャの焼酎とかあって、なんだかおもしろい。
外では、しんしんと雪が降り積もっていましたが、
そんな中にぬくぬくとしたところでゆっくりご飯をいただくのが、
ぜいたくな気分。(なりますよね?)
さて、お腹が満たされたら、
「飛騨玉の雪明り」としてライトアップされている離れ棟に。
雪って、白く反射するので意外と明るいんですよね。
と、その離れ棟では、「ウイスキーの薫香体験」とご当地楽の「飛騨の匠体験」として
曲げ木にチャレンジします。
「ウイスキーの薫香体験」は、2種類のウイスキーと2種類のウッドチップ(飛騨産)から、
1種類ずつ選んで、その場でウイスキーに香りをつけるもの。
ほんの少しの時間でこんなに香りがつくのか、という驚き。
薫香をつける前とつけた後で、比べてみてください。
「飛騨の匠体験」でレクチャーされる曲木体験は、その名の通りまっすぐな木材を曲げる技術の体験です。オリジナルの風呂敷がバッグに早変わりする持ち手を作ります。
最初はこんなん曲がるんかいな、と思える木が、
じわじわと曲がっていってくれます。これまた驚きです。
作ったら、温泉に行く時のバッグとしても館内ですぐに使えます。
そんなこんなで、あっという間の1泊2日。
2泊くらいでゆっくりするのがいいなぁ、と思います。
雪じゃない季節なら上高地や、乗鞍岳などに行けますが、
雪は雪で、今しかない風景でとってもすてきです。
おこもりする理由にもなりますし。
日本には四季があるので、それぞれの季節で風景が違います。
やっぱり4回は行ってみないと、と思ってます。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
[界 奥飛騨]公式HP
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiokuhida/
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※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は2/21(金)予定です
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