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SAVVY.jpの竹村です。

トルコのイスタンブール出張から帰ってきました。
滞在中、幾人かから連絡があって、
「いまイスタンブールにいます」と返事すると、
ほぼ100%の確率で、「飛んでイスタンブール」と
返事が返ってきたのがおもしろかったです。

さて少し前に、空港が好きすぎる話を書きました。
今回は、空じゃない港について。
イスタンブールも、街の真ん中にボスポラス海峡が通っていて
船が交通の要となっています。

日本は島国なので、船が交通の要。そして港もいっぱいあります。
なにかと忘れがちですが、大阪は海沿いの街。
実は港町なんですよね。港区があるくらいですから。
そして、大正区近辺には公営の渡し船も残ってます。
(自転車で乗れるので楽しいです)
水都大阪として、キャンペーンもしてますので、
いまいちど、水の都として再認識いただくにもいいのではないでしょうか(水都大阪HP)。

そういえば、最近知ったことがありまして、
港町はなぜ坂が多いのか、と。
神戸もイスタンブールも坂が多いです。
横浜、長崎も、昔からの港町は坂だらけ。
しかも、わりと激坂ですよね。

それは、なぜかというと。
土木技術が今ほど発展していなかった昔のこと。
大きな船が岸ぎりぎりまでくるには、
海が陸からいきなり深くなってる必要があります。
海水浴ができそうな、遠浅の海だと座礁してしまって近づけない。

つまり、坂は陸の上だけではなくて
海の下まで続いているということ。
激坂であればあるほど、どーんと深くなるので
港にするには都合がよいようです。

あちこち出掛けてると、船に乗る機会も多いです。
(取材で、カニ漁船に乗せてもらったことも!)
小さな渡し船(特に瀬戸内に多いですね)から、大きな船まで。
特に、北海道や九州、沖縄に船で行くのもよいです。
時間はかかるけど、広いのでのびのびできるのが船のいいところ。
時間がありあまっていた学生時代は、長距離フェリーをよく利用していました。
広いお風呂もあるし、映画館付の船もあったりしました。
今は、当時と違って雑魚寝の大部屋より個室タイプが増えてるので
より快適なんじゃないでしょうか。

最近、ディズニーがクルーズ船に参入したというニュースもありました。
時間をゆったり使うのもぜいたくですよねぇ。

港から船の話になってしまいました。
港は空港ほど華やかな施設ないことが多いので、
なにも用事がないのに行っても、そんなに楽しむことはないかもしれません。
ただ、旅情みたいなものはものすごく感じれるので、
なんとなく港に行ってぼんやりしたりしてます。
出港していく船も、飛行機と違って、すぐに見えなくなることもなくて、
わりと長いこと見てられます。

見てられるといえば、大きな船の着岸シーンはいつみてもワクワクします。
そういう角度から入ってくるんか! というテクニカルな驚きと、
あの巨大な質量の物体が、ぴったりと岸壁に寄ってくる感じとか!




なんか話がそれてきたのでこのへんで。

それではどうぞよろしくお願いします。

※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は10/25(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。

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SAVVY11月号『神戸』
発売日 2024年9月21日(土)定 価 900円(税込)