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SAVVY.jpの竹村です。

思わず、問題と書いてしまいましたが、
何か危機感を抱いてるわけではありません。

おかげさまで、ここ最近忙しくさせていただいておりまして、
あちこち飛び回っております。

今年に入ってから
島根、福井、福島、東京、石川、宮崎、長野、山梨、台北、岡山と、
どういう仕事やねん?感のある移動ぶりです。
ちなみに、今現在は山形におります。
そして来月は、トルコのイスタンブールに。
あ、もちろん仕事です。

まぁ、あちこちにでかけると、それはそれで思うところとか、
勉強になることはたくさんありますが、それはまた別の機会にお話しするとして。
移動手段は、いろいろです。
電車、車、飛行機などなど。

中でもやっぱり飛行機がテンション上がるなぁ、と個人的に思います。
なんでテンション上がるのか、と改めて考えてみると、
空の上を飛ぶ非日常感もあるかもしれませんが、
それ以上に、空港の雰囲気が好きなんだ、と気付きました。



あの妙にだたっ広い感じと、ちょっとした緊張感と、
なによりいろんな人が、所在なげにいるところでしょうか。

所在なげというか、まあ待ち時間が長いとも言えますが。
アンチ飛行機派は、「あの空白の時間が辛い」という人多いですね。

なんとなくぼんやりして、どこにいても良い感じが
たまらなくいい時間なんですよね。
(伝わってますかー?)

同じ空間にいて、同じ時間を共有してるけれど
全員がばらばらのことをしていて、ばらばらのことを考えている。
かといって、カオスなわけでもない、ある一定感の清潔感はあるのがいい。
そして、みんなどこかへ行こうとしている。
そのどこかへ行く途中っていう、固定されていない状態がいいのかもしれないです。
不安定の中の安定というか。
(何を言ってるんでしょう? 大丈夫ですかね)

そんな空港を、うまくエッセンスとして使った映画があります。
『ラブ・アクチュアリー』が、それ。
いろんな恋とか家族のエピソードをちりばめた群像劇なんですが、
冒頭と最後が空港のシーンで、人々が交錯する背景になってます。
イギリス映画っぽい、単なるハッピーじゃないウィットに富んでるところも
好きなとこですね。

ハブになってる大きな空港も、地方の小さな空港も、
それぞれ好きです。




北海道の新千歳空港は、1週間くらい住めるなと思うぐらい好きだし、
実際行くときは、空港で過ごすために3時間くらい余裕を見てます。
一方で、ターミナルから歩いて滑走路に出て飛行機(プロペラ!)に乗るような空港も好きです。
離島の空港に多いですね。
大きな空港にはない、なんだかのんびりした空気感が流れてるのもすてき。
海外の(特にアメリカ)の、超巨大空港で日本語がまったく聞こえない中、
「これからどうなるんだろうか?」というちょっとした不安みたいなものを
感じながら過ごす時間もいいなぁ、と思います。
常に半身でいるのが好きなのかも知れません。

そんな空港、関西には6つあります。
関西国際、大阪国際、神戸、八尾、南紀白浜、但馬。
飛行機に乗らなくても、たまに行ってぼんやりしております。
(八尾はちょっと特殊ですが)

空港の話ばかりしてきましたが、
実は港、フェリーもけっこう好きです。
船は、船で良さがありますよね。
船の話もまたいつか!

それではどうぞよろしくお願いします。

※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は10/4(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。

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SAVVY1月号『よしもと漫才劇場となんば』
発売日 2024年11月22日(金)定 価 900円(税込)