SAVVY.jpの竹村です。
野菜がおいしい季節になってきました。
とはいえ、なかなか野菜の値段も上がっていて、つらいところですが。
(キャベツの値上がりがすごい!)
話は戻って、野菜がおいしい季節です。
そんな折りに、野菜ばっかりのごはんを食べに行ってきました。
ひとつめは、
京都河原町にある[GOOD NATURE STATION]の4階にあるレストラン[Hyssop]。
ここのランチセットが、野菜オンリーのものがあるんです。
その名も、「Hyssop’s Choice Set Meal」(2,800円)。
って、野菜感がある名前じゃないですね。
小鉢がいろいろセットになっていて、
彩りもきれいでかわいい。
味付けも、小鉢ごとに違っていて、
お味噌などをうまく使って変化があって、
あきることなくいただけます。
けっして塩味が強いわけではないけれど
しっかりした味付けなのも不思議です。
野菜の味がどーんと前面にくるわけでもなく
ちゃんと料理になってるんですよね。
わかりづらいですね、伝わりますでしょうか。
簡単に言うと、「ワインに合いそうー」という感じ。
豆腐を使ったソースも抜群においしくて。
ソースだけでも飲めちゃいますよ、と、
味のバリエーションがすごいんですよね。
[Hyssop(ヒソップ)]公式HPはこちら
さて、もうひとつは、
奈良県は宇陀にあるお宿[やたきや]へ。
築300年超の古民家をリノベーションした、
すてきなお宿です。
いわゆる里山のなかにぽつんとあって、
街の喧騒を忘れられるような場所で、
いろんな意味でデトックスできそうです。
こちらでいただいたご飯も、野菜ばっかりでした。
さやつきのヒヨコ豆に始まり、
ナスのソテーにトマト。
ニンジンのグリルに、カボチャのポタージュなどなど。
シンプルなんだけど、奥深い味なんです。
シェフ曰く「素材の味がしっかりしてるから」
だそうですが、いやいやそうですか?
ニンジンのグリルに添えられているのは、
焦がしニンニクのペーストで、
これがまたいい仕事をしています。
そういう手の込んだ部分が料理の奥行きを増している気がします。
(ディナー、13,200円〜)
泊まらずとも、お食事だけ利用もできます。
ランチもありますよ。
大阪市内からだと、1時間ちょっとで行けます。
それでこのチル感は、なかなか良いですね。
[やたきや] 公式HPはこちら
そして、いずれにも共通するのは
動物性たんぱくを料理に使ってないことを、声高に言っていないこと。
そこをあえて主張しないのは、今っぽいなぁと思いました。
(なんかわからんけど)
そして
[やたきや]のディナーコースの最後にはステーキが出てきます。
[Hyssop]には、ステーキのメニューもあります。
全部が全部、野菜オンリー仕様というわけじゃないのも、
イマドキといいますか。
おいしいものを作ったら、結果野菜だけだった。
みたいなスタンスなのかな、と。
本末転倒にならないその感覚を、大事にしたいと
思いまった、野菜のごはん体験でした。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は6/28(金)予定です
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