編集長の竹村です。
焼き菓子不毛の地と言われていた関西。
不毛というか、焼き菓子は高い値段では売れない、と、
とある有名パティシエが嘆いていたのは、十年程前のこと。
関西では、焼き菓子より生菓子(ケーキなど)のほうが価値が高いと
思う人が多くて、生菓子には高いお金を払っても、
焼き菓子には、なかなかお金を使ってくれない……。
そう言っていたのが嘘のように、昨今は、関西も焼き菓子ブームです。
(サヴィでも焼き菓子特集をしました!)
そして、焼き菓子のブームも相まって、クッキー缶が大人気。
なかなか手に入らないものもあったりします。
そんな人気の焼き菓子のお店[Maison Sel]が、
会社の近所にできたので行って参りました。
角地で、窓が大きくて開放的なお店です。
中に入ると、まずショーケース。
オープンキッチンと広いカウンターがあって、テーブルがいくつか並んでいます。
ここのテーマは、店名からも分かる通り、塩。
塩?
なんでもオーナーの趣味がダイビングで、海への造詣が深く、
そこから「人が生きていくに塩が欠かせない」と。
なので、日本、フランス、イギリス、イタリアの塩を使ったスイーツを作ったそう。
塩を使っているといっても、
食べて「うわ塩!」ではなくて、
ほんのり感じる程度で、
むしろうま味と甘みがふんわりと。
スパイスを使ったスイーツもはやりなので、
塩スイーツ、今っぽいです。
今っぽいと言えば、カフェメニューのドリンクが、
コーヒーではなく、ティーメインだったのも、今っぽいと。
(サヴィ8月号のお茶特集も、大好評ですよ!)
ちなみに写真は、シロップを入れると色が変わるバタフライピーティーです。
あと、缶もオリジナルで作っていて、文字入れをオーダーできます。
しかしまあ、スイーツの缶って、なんであんなにかわいいんでしょうね。
(缶のことをカンカン、って言ってしまうのは関西人だけなのか)
テンションあがりますよね。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は9/22(金)更新予定です。
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