編集長の竹村です。
編集者に、どんなイメージをお持ちでしょうか。
世界的に有名なのは、アナ・ウィンターかと思います。
アメリカ版『VOGUE』の編集長で、
映画『プラダを着た悪魔』のモデルになった人です。
あれはだいぶ誇張されてるのと、
もっと地味な作業と毎日ではありますが。
(東京のハイファッション誌の編集者はわかりませんけれども)
そう、編集者の7割は、東京に集中してると言われているそうです。
そもそも出版社とか新聞社、ウエブにしても、
ほぼほぼ東京一極集中なんですね。
関西にも編集者はいるぞ!編集者をもっと輩出すべきだ!
と、団体が設立されました。
関西編集保安協会
https://khhk.info/
関西の第一線の編集者が集まって、キックオフミーティングが、
先日開催されて、参加してきました。
編集と言っても、『サヴィ』のような雑誌から、書籍やフリーペーパー。
広告にまつわるあれこれ、
そして今の時代でメインストリームのウエブ。
それぞれが「こんな活動してます」みたいな報告会だったのですが、
けっこう(いやだいぶ)考え方や、アプローチが違っていて、
勉強になりました。
もちろん、紙媒体とウエブ媒体では、
スピード感やデザインアプローチはかなり異なりますが、
こだわりであったり、悩みであったりは、
どこか共通する部分があったりも。
「今の子は、スマホの画面に“編集”ってあるから、編集になじみがある」
という、言葉が記憶に残りました。
続いて別の日。
『あまから手帖』、『サヴィ』、『ミーツ・リージョナル』の3誌合同で、
暑気払いを、北浜の[yacipoci]で行いました。
今年から『あまから手帖』の編集長になった江部さんとは、
実は10年来の付き合いなんです。
(お互いに『ダンチュウ』の副編、『ミーツ・リージョナル』の副編でした)
たまに会って話をしていて、その時に
「関西は、編集者同士の交流が少ない」という話になり、
せっかくだったら、「3誌の編集者を集めたらどうか」ということに。
東京だと、媒体もたくさんあるし編集者もたくさんいるので
交流はそれなりにあるようなんです。
そして、よその編集部がどんな企画会議をしているのか
どういう風に雑誌を作ってるのか、があまりよくわからない。
そんなこんなで23人の編集者が、集って盛り上がりました。
おおかたは編集じゃない話だった気もしますが。
まあ、そんなもんかもしれません。
そして、偶然にも両方が北浜界隈の場所でした。
『サヴィ』9月号の北浜特集は、大好評発売中です!
(突然の宣伝で終わります)
それではどうぞよろしくおねがいします。
写真/佐伯慎亮 竹田俊吾 田中陽介
※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は8/4(金)更新予定です。
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