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アート好きマスター・フルタニタカハルが
関西のホットな展覧会をセレクト!

フルタニタカハル/[TANK酒場/喫茶](心斎橋PARCO・B2)のマスター。20年以上、アメリカ村や関西のアートシーンと深く関わってきた「街の兄貴」。キュレーター、DJ、アートの審査員など多岐にわたり活躍中。

『安藤忠雄展|青春』

期間:3月20日(木・祝)~7月21日(月)
場所:VS.

Photo Kazumi Kurigami

大阪在住の世界的建築家、安藤忠雄。大阪では待望の大規模個展『安藤忠雄展|青春』が開催です。会場は大阪都市再生プロジェクトの最前線、[グラングリーン大阪]にある安藤建築の施設[VS.(ヴイエス)]。その特長である天井高15mのスタジオを使った没入感のある立体映像でのバーチャル体験や、初期の代表作「水の教会」が会場内に原寸で展示されるなど、現在から未来へのビジョンまでを集約、安藤氏の全てを一望する展示です。僕の“初安藤建築”は春日丘の光の教会でした。[VS.]のあるうめきた公園は芝生も気持ち良くて最高のロケーション。天気の良い日に訪れたいですね。

『安藤忠雄展|青春』
期間:3月20日(木・祝)~7月21日(月)
場所:VS.

店舗情報
大阪・梅田
VS.
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    大阪市北区大深町6-86 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク内
  • 開館時間
    10:00~18:00(金・土・祝前日~20:00)※最終入場は各30分前 
  • 休館日
    月(祝日の場合開館) 
  • 料金
    1,800円 ほか
  • アクセス
    JR大阪駅から徒歩5分

『空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン』

期間:4月5日(土)~6月22日(日)
場所:あべのハルカス美術館

《いつもとちがう(雑誌『ザ・ニューヨーカー』表紙原画)》
1976年 フォロン財団蔵
©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025

「空想旅行案内人ってタイトルがいいな~」と思ってたら、フォロンが実際に使用していた名刺に「AGENCE DE VOYAGES IMAGINAIRES(空想旅行エージェンシー)」と記されていた言葉なんですって。軽やかなタッチと柔らかな色遣いの表現で描き出す作品はポップでかわいい印象ですが、環境破壊や人権問題など、しっかりとしたメッセージがある作品も少なくない。本展では、日本で30年ぶりに、ドローイング・水彩画・ポスター・彫刻・写真・オブジェ・アニメーションなど約230点の作品を一挙に紹介。フォロンの原画を見たことがないのでとても楽しみです。

『空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン』
期間:4月5日(土)~6月22日(日)
場所:あべのハルカス美術館

店舗情報
大阪・天王寺
あべのハルカス美術館
  • 電話番号
    06-4399-9050
  • 住所
    大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F 
  • 開館時間
    10:00~20:00(土~月&祝は~18:00)※最終入館は各30分前
  • 休館日
    4/7、5/12
  • 料金
    1,900円
  • アクセス
    各線天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅から徒歩すぐ

フルタニタカハル的!
今月のPICK UP

『大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション』

期間:3月20日(木・祝)~6月22日(日)
場所:大阪中之島美術館 5階展示室

ⓒCAPCOM ※画像はイメージです

ゲームセンターやファミコン、プレイステーションで遊んできた私たちはビデオゲームに慣れ親しんだ世代です。生活に広く浸透し大衆文化の一部となったゲームはいまや、テクノロジーと表現の領域を横断し、クリエイターの創造力と個性が発揮される総合芸術と言っても過言ではないでしょう。本展は、ゲームクリエーション、グラフィックワーク、体験型コンテンツ、最新技術などを、総合的に紹介する展覧会となります。先日、イベントでプレイした対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』(最新作!)はテクノロジーの進化と共に今やとんでもなくリアルで映画みたいなゲームになっていました。日本が誇るゲーム文化を改めて展示を通して感じたいです。

『大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション』
期間:3月20日(木・祝)~6月22日(日)
場所:大阪中之島美術館 5階展示室

店舗情報
大阪・中之島
大阪中之島美術館5階展示室
  • 電話番号
    06-4301-7285(大阪市総合コールセンター) 
  • 住所
    大阪市北区中之島4-3-1
  • 開場時間
    10:00~17:00※最終入場~16:30 
  • 休館日
    月&5/7(4/28、5/5は開館)
  • 観覧料
    3,000円 ほか
  • アクセス
    京阪渡辺橋駅から徒歩約5分
※この記事は2025年4月号からの転載です。記事に掲載されている情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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SAVVY4月号『京都さんぽ』
発売日:2025年2月21日(金)定 価:900円(税込)