アート好きマスター・フルタニタカハルが
関西のホットな展覧会をセレクト!
フルタニタカハル/[TANK酒場/喫茶](心斎橋PARCO B2)のマスター。20年以上の間、アメ村や関西のアートシーンと深く関わってきた「街の兄貴」。キュレーター、DJ、アートの審査員など多岐にわたって活躍中。
『リニューアルオープン記念特別展
「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」』
期間:開催中~9月29日(日)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館
約2年間の改修工事を終えて4月にリニューアルオープンした中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館(MOCO)。再開して最初の記念展『シン・東洋陶磁―MOCOコレクション』は、国宝「油滴天目茶碗」を筆頭に青磁、白磁など素晴らしいコレクションを惜しみなく見ることができます。まさに眼福。撮影もOK。展示内容もですが、とてもすてきな美術館が大阪に増えてうれしいです。併設のカフェ[café KITONARI]もぜひ立ち寄りたい。
『リニューアルオープン記念特別展
「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」』
期間:開催中~9月29日(日)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館
- 電話番号06-6223-0055
- 住所大阪市北区中之島1-1-26
- 営業時間9:30~17:00(最終入館~16:30)
- 定休日月(祝の場合開館、翌平日休)
- 入館料1,600円
- アクセス京阪なにわ橋駅から徒歩すぐ
『ISAAC JULIEN – TEN THOUSAND WAVES』
期間:開催中~9月22日(日)
場所:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
[エスパスルイ・ヴィトン大阪]は入場時から特別な感じが漂う会場です。このたび開催のアイザック・ジュリアンの個展「Ten ThousandWaves」は9面のスクリーンで構成された大規模なインスタレーション映像作品。9面を使って映像が映し出されるフィクションとノンフィクション、現代と過去。50分間の没入感のあるちょっと悲しい映像詩です。途中から見ても成立し、街の喧騒からショートトリップできる空間になっています。
『ISAAC JULIEN – TEN THOUSAND WAVES』
期間:開催中~9月22日(日)
場所:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
- 電話番号0120-00-1854
- 住所大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋5F
- 営業時間12:00~20:00
- 定休日不定
- 入場料無料
- アクセス大阪メトロ心斎橋駅から徒歩6分
フルタニタカハル的! 今月のPICK UP
『Osaka Art&Design 2024』
期間:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:梅田・堂島・中之島・天満・京町堀・南船場・心斎橋・なんば 他
梅田やなんば、大阪市内各地で開催されるアートやデザインを楽しむ周遊型イベント“Osaka Art & Design”。55カ所のギャラリーやショップが参加しています。街を歩いて見て遊ぶのは、季節も良いしわくわくしますよね。今年のテーマは「Resonance 共鳴の拡張」ということでどんな作品が観れるか楽しみです。個人的には[阪急うめだ本店]の「HANKYU ART FAIR 2024」と[大丸梅田店]の「Nick Walker・SheOne」は要チェックですね。
(写真は、インスタレーションをはじめ絵画や立体など多様な表現方法を用いた作品を国内外で発表する鬼頭健吾よる展示作品「LINES」。継続的にテーマとして展開される「せん」についての考察を重ねるインスタレーション。ソリッドな素材による作品は、街の有機的な人の動きや景色と連動し、視界に広がるユニークな存在として、思考をしたり、移り変わる景色の様を見て楽しめる)
『Osaka Art&Design 2024』
期間:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:梅田・堂島・中之島・天満・京町堀・南船場・心斎橋・なんば 他
- 電話番号なし
- 住所展示場所により異なる
- 営業時間展示場所により異なる
- 定休日展示場所により異なる
- 入場料一部有料