アート好きマスター・フルタニタカハルが
関西のホットな展覧会をセレクト!
[TANK酒場/喫茶](心斎橋PARCO・B2)のマスター。20年以上の間、アメリカ村や関西のアートシーンと深く関わってきた「街の兄貴」。キュレーターや審査員、DJなど多岐にわたり活躍中。
みんぱく創設50周年記念特別展
『日本の仮面―芸能と祭りの世界』
期間:開催中~6月11日(火)
場所:国立民族学博物館
仮面といえば?仮面ライダー?タキシード仮面?アニメや漫画の仮面を思い浮かべる方も多いと思いますが今展は、祭、神楽、田楽、能、プロレスなどの仮面が大集結。その数約700点と見応えあり。縄文から始まり古代、現代と、日本の多様性に富んだものが国内各地から集められていて、祭りや神事の映像と共に展示しているのがとても面白い。芸能と祭りにまつわる仮面と人々の関わり合いが情緒豊かに表れていました。ちょっと仮面が欲しくなりますよ。
みんぱく創設50周年記念特別展
『日本の仮面―芸能と祭りの世界』
期間:開催中~6月11日(火)
場所:国立民族学博物館
- 電話番号06-6876-2151
- 住所吹田市千里万博公園10-1
- 営業時間10:00~17:00(最終入館~16:30)
- 定休日水(祝の場合開館、翌平日休)
- 入館料880円
- アクセス大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩15分
『Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024』
期間:開催中〜5月12日(日)
場所:誉田屋源兵衛 竹院の間、黒蔵
この時期の関西の風物詩になっている『KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭』。京都市内各所を舞台に開催されている写真に特化した芸術祭で、12回目となる2024年は、全てのものの起源を意味する「SOURCE」をテーマに、12の会場で、13の展覧会が実施されます。今回見たいのはアートユニットBirdhead(鳥頭)の展覧会。その他の展示でも、風情のある近代建築や個性的なスペースを使っての展示も毎年楽しみ。気持ちのいい季節に京都の町で写真展巡り&純喫茶で休憩とかがホントにお薦めです!
『Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024』
期間:開催中〜5月12日(日)
場所:誉田屋源兵衛 竹院の間、黒蔵
- 電話番号なし
- 住所京都市中京区室町通三条下ル西側
- 営業時間10:00~18:00(最終入館~17:30)
- 定休日4/25、5/2・9
- 入場料無料
- アクセス地下鉄烏丸御池駅から徒歩4分
フルタニタカハル的! 今月のPICK UP
『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』
期間:4月27日(土)~6月23日(日)
場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
「芸術はみんなのためのものだ!(Art is for everybody.)」という名言を残したキース・ヘリング。明るく、ポップなイメージで世界中から愛される作品はファストファッションでも目にすることが多いかと思います。80’s/N.Y.のストリートカルチャーシーンからキャリアを始め、さまざまな社会問題に向き合いながらアートでメッセージを発信し、多くの名作を残しました。本展では6mに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を展示。関西では一度に多くの作品が見れる貴重な機会になるのでマストで行きましょう!
『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』
期間:4月27日(土)~6月23日(日)
場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
- 電話番号050-5541-8600(ハローダイヤル)
- 住所神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
- 営業時間10:00~17:30(最終入場〜17:00)
- 定休日月(祝の場合は翌日休)
- 入館料2,000円
- アクセス阪神岩屋駅から徒歩8分