日本全国の街角をエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。
「すてきなふくいびと」
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
福井からは、ローカルライフマガジン『月刊fu』、ポータルサイト『ふーぽ』の川端がお届けします。
今回のテーマは
「人の魅力で語る福井」。
私が取材するなかで出会った、すてきな福井人(ふくいびと)二組をご紹介します。
まずは、 福井市にある「夕方画廊 分室ニホ」のオーナー岡本京美さん。

私にアートの面白さを教えてくれた人です。
あと、たまごサンドの奥深さも……。

出会いは、12年前のこと。
福井県立美術館で開催された「ミケランジェロ展」で、コラボカフェを準備中だった京美さんが、月刊fu編集部に飛び込んできたのです。
展覧会の特集タイアップが決まっていたこともあり、すぐに意気投合しました。

閉幕後は「美術館喫茶室ニホ」のオーナーとして、11年。
たくさんの人から、「居場所」として愛され、アートを身近に感じられるきっかけをくれるすてきな喫茶室でした。
ここでの出会いをきっかけに、幾多の特集が生まれたんですよね。感謝。
そして、現在は喫茶室を閉じ、画廊オーナーに。

人と人をつなぐのが趣味(?)の京美さんは、今度は地域の美術作家とアートファンの架け橋として、今日も午後2時から8時まで、そっと画廊のドアを開けています。
二組目は、大野市で活動するフードユニット「nishoku(ニショク)」のお二人。

某ローカルCMで、「大野はいい人ばっかや〜」というフレーズがあるのですが、それを地で行くお二人にいつも心が洗われています。
『月刊fu』と『ふーぽ』にて連載中のレシピは、その人柄を映したように、ナチュラルでやさしい料理です。
簡単なのに丁寧で、nishokuならではのひと工夫が隠し味になっていて、じんわりとおいしいんですよね。

最近では、nishokuの3人目を自称し、「sanshoku」として一緒に研修旅行ならぬ食い倒れツアーに出かけることも。
これからも、3人でたのしいレシピをお届けしていきます。
曇天が続く福井の冬を明るくするような、やさしくてあたたかいポジティブパワーを持つ人が福井にはたくさんいます。
ぜひ、またの機会にご紹介します。
次回は、京都にバトンを渡します。
お題は、「おもしろ“いけず”話」。
京都の人らしい“いけず”文化、大好きです。
いけず例文とともに、勉強させてください。
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎『ながさきプレス』
https://www.nagasaki-press.com/広島『Wink』
https://wink-jaken.com/和歌山『もっと和歌山』
https://www.agasus.com/大阪『SAVVY』
https://savvy.jp/京都『ハンケイ500m』
https://hankei500.com/福井『ふーぽ』
https://fupo.jp/
※この記事は2025年12月時点の情報です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
※〈街角リレーエッセイ〉は木・日曜の不定期更新、次回は1/11(日)予定です
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