日本全国の街角をエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。
第6回は、広島、大阪、福井が参加します。前の走者から渡されたテーマを、どうエッセイにするか、それぞれの土地柄が出ると思います。
人を知ればその街が見えてくる⁉
広島のタウン情報メディア『Wink』の沖本です。
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
京都『ハンケイ500m』編集長の円城さんから
「この地で、一番見てほしいもの」というテーマでバトンを受け取りました。
この地で一番見てほしい……そりゃあもちろん
広島が誇る地元情報誌『Wink』でしょう!
…あ、あれ? そういうことじゃない…?
創刊40周年記念の特大号を発売したばかりなので
気を遣っていただいての有難いフリなのかと思いました(笑)。
でも、いきなり手前味噌でありながら、
実はあながち冗談でもなく。
上記特大号でも多くの方にご登場いただいていますが、
私がこの地で一番見てほしいもの、それは「人」です。
タウン誌の編集者として働きはじめ、20年近く。
おいしいもの、美しい場所、面白いイベントなどなど
本当に沢山の取材をおこなってきました。
そうして気付いたのは、
すべては「人」によるものだということ。
想いを持って作っている人の料理はやっぱり絶品だし、
魅力的な場所にはそれを支える人が必ずいるし、
イベントなんて発起人の人となりそのものが
映し出されているようなもので…。
これは広島に限らずですが、まず見るべきは
とにもかくにも人なんだと、常々感じています。
さて広島、どんな人がいるかと言いますと…。
ある種、狂気をも感じられるほど、
深い愛を持って料理をふるまうフレンチ料理店のシェフ。
楽しく過ごしてほしい気持ちが強すぎて
結局お客さんに焼かせちゃうお好み焼き屋の名物夫婦。
昼は昔ながらの鮮魚店を営み、夜はDJとして
若者たちと音を鳴らす70代のイケイケマスター。
…ほら、なんかクセが強くて、ちょっと気になるでしょ(笑)?
観光ガイドではフィーチャーされないけれど
街の魅力の本質は、きっとこういうところにあるはず。
グルメやスポットをチェックするのもいいですが、
広島に来る際は、それらを取り巻く〝人〟にも
ぜひ注目してみてくださいね♪
尖ったオモロイ人たちで溢れていますよ~!
次回は、和歌山にバトンを渡します。
和歌山の人って、どんな人なんだろう…?
そこから見えてくることがありそうですよね!
ということでお題は「人の魅力で語る和歌山」です。
地元で話題の人や会いに行ってみてほしい人など、
魅力あふれる和歌山人を教えてくださーい!
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎『ながさきプレス』
https://www.nagasaki-press.com/広島『Wink』
https://wink-jaken.com/和歌山『もっと和歌山』
https://www.agasus.com/大阪『SAVVY』
https://savvy.jp/京都『ハンケイ500m』
https://hankei500.com/福井『ふーぽ』
https://fupo.jp/
※この記事は2025年10月時点の情報です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
※〈街角リレーエッセイ〉は木・日曜の不定期更新、次回は10/19(日)予定です
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