日本全国の街角をエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。
第4回は、長崎、広島、和歌山、大阪、福井と、今回から福井が参加します。前の走者から渡されたテーマを、どうエッセイにするか、それぞれの土地柄が出ると思います。
いろんな角度から〝涼〟を感じて
広島のタウン情報メディア「Wink」の沖本です。
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
福井から「真夏の涼スポット」というテーマでバトンを受け取りました。
怖い話以外で……と忠告がありましたので
先日、広島東洋カープが7連敗を記録したという
背筋も凍る恐怖体験話は控えておきますね……。
みなさんがこのコラムを読むころには
きっと上位にのし上がっていることでしょう!
(2025年7月中旬現在)
冗談はさておき。
広島は山も、川も、海もあり、
一般的によく知られている
広島市内中心部のにぎわいとはがらりと雰囲気が異なる
自然豊かな場所も多く存在します。
中でも私が夏から秋にかけてオススメしたいのは〝島〟。
その名の通り、多くの島からなる広島ですから
ここはやっぱり外せません。
島が涼スポットなのかと問われると
自信を持ってそうです!とは言い難いのですが
(暑いもんは暑い!を前提でご覧ください)
〝とびしま海道〟をビューンと渡って
島ホッピングする気持ち良さは、格別!!
キラキラと日差しが降りそそぐなか
景色を眺めながら走り抜ける爽快感を思えば
まさに涼スポットと言えるでしょう!
(異論は認めま、、、す苦笑)
「安芸灘とびしま海道」は、広島県呉市から安芸灘諸島を経由し
愛媛県今治市の岡村島まで7つの橋で結ぶルートのこと。
下蒲刈島や上蒲刈島、豊島、大崎下島などがあり
小さな島々が連なっているので
県外のサイクリストも多く訪れるスポットです。
さらに、各島々にはすてきなお店が
点在しているのも大きな魅力の一つ。
下蒲刈島の[Side Side Cafe]は、自家農園を併設しており
そこで採れるブルーベリーを用いた
おいしいスイーツやドリンクを提供しています。
上蒲刈に移動したらベーカリー[こはる舎]にぜひ。
添加物不使用の生地で作る体に優しいパンが並びます。
島のレモンや特産「海人の藻塩」を使った商品が登場することも♡
豊島には、イラストレーター&焼き物作家である
おりでちせさんのアトリエ兼ショップ[Shimau.]もあります。
島で暮らす中で目にする穏やかな景色や生き物をモチーフに作った
雑貨類や陶器、アクセサリーなどを販売されており
旅の思い出に持って帰りたくなるものばかりです。
島ならではの景色に、島ならではのグルメ、
そして島ならではのアイテムたち。
実際のところ、暑いもんは暑いんですが(笑)、
それでもいろんな〝涼〟を感じながら
爽快な島めぐりを楽しんでみてくださいね!
次回は、長崎にバトンを渡します。
長崎といえば海! 21市町のなかで海に面していない町が
たった一つしかないというのは驚きでしたが!
ということでお題は
「地元民がおすすめしたい長崎の海の楽しみ方」です。
おいしいもの?絶景?それとも……!?
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎『ながさきプレス』
https://www.nagasaki-press.com/広島『Wink』
https://wink-jaken.com/和歌山『もっと和歌山』
https://www.agasus.com/大阪『SAVVY』
https://savvy.jp/京都『ハンケイ500m』
https://hankei500.com/福井『ふーぽ』
https://fupo.jp/
※この記事は2025年7月時点の情報です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
※〈街角リレーエッセイ〉は木・日曜の不定期更新、次回は8/17(日)予定です
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