会えばみんな「マジック」にかかる!?
最初はSAVVYの誌面にはややコアかなと思いつつも、
インタビューをしてみれば、
これほど女性誌で取り上げるべきミュージシャンは、
ほかにいないという発言の連発だった菊地成孔さん。
なんと言っても忘れられないのは、
インタビューに同席していた編集部のN嬢と女性カメラマンのMさんが、
いつもは横で静かに聞いているだけなのですが、
インタビューが進むにつれて菊地さんの饒舌なトークに
目を輝かせて"うんうん"と頷きまくりで、
終わった後には魔法にかかったように完全にファンになっていたこと。
僕もこれまでに数えきれないほどのインタビュー取材をしてきましたが、
そんな経験は初めてでした。
コレが菊地マジックなのか...恐るべし。
ということで、
こちらのwebでは誌面に載せきれなかった菊地さんのインタビュー発言を
いくつか抜粋してお届けします。誌面と合わせてお楽しみ下さい。
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★数多くのユニットを同時進行しつつ、
著作も大学での講義もこなすワーカホリックさに関して。
「僕もワーカホリックだとかよく言われますけど、
OLやって夜は必ずブログを書いて
という人に比べればサボってますよ(笑)。
女子は大変ですよね。コスメの勉強はしないといけないし、
服やカフェのことも気にしなきゃいけないし。
そりゃ女性誌はどんどんと厚くなっていくよね。
やることがなくなったら整形だとか、最近はその上に婚活だとか...、
気を抜ける時間がないですよね。
それに比べれば、僕なんか遊んで暮らしているだけだと思いますよ」

★こちらは、大阪では8月8日(土)に
DUB SEXTETでの心斎橋クアトロ公演が決定しているライブに関して。
東京ではより濃密な女性ファンとの"共犯関係"が成立しているようですよ。
「東京では、女子と結託してなんかやってる
ってイメージが完全にありますね。
買ったけどあんまり着ていく場所がない服とか、
もういちど原価償却したいと思っている服があるっつってさ、
僕のライブに着て行けるってことになれば、
結構おトク感があるじゃないですか。
...そんなこと考えているジャズメンは
世界中にひとりもいないと思うんですけど(笑)。
でも、考えていると伝わる時は伝わるモノで、
あえて言わなくてもツーカーで回っていくんですよ」

★実は、以前から大ファンだったというM編集長からの
「今日のファッションは?」という質問には、こう答えて頂きました。
「今日はユニクロです、って言っておいて下さい。
(上に着ていた黒いVネックのニットを指して)
コレ、980円ですから(笑)。
上から下までユニクロだとバレますけど、僕が考えているコツとしては、
足まわりが高くて上がユニクロだとバレないですね。
(この発言に同席の女子2名は"うんうん"と大納得)でしょ?
下回りがユニクロで、上が高くてもダメだよね。
ブラウスとかが高いけど、下がユニクロだとすぐバレちゃいますね。
(女子二人"わかる、わかる")
こんな話、男にしてもまったくわかってもらえないですけど」

★最後に、女性誌やファッションの話で
完全に同席女子2名のハートを掴みきったところで飛び出した、
菊地さん流のダイエット指南。
デトックス効果(*詳しくは本誌参照)のある
最新作『花と水』とセットで、ぜひお試しあれ!
「運動は最小限で風呂上がりにコレをやると
代謝が上がってヤセますよとか、
そういう情報もいっぱい持っているんですけど。
寝る前に寂しくなったり悲しくなったりしないことが、
細くなるコツですね。
無理にでもイイから、寝る直前に好きなTV番組の録画とか
絶対に笑えるものを用意しておいて、
笑って楽しい気分になってから寝ると太らないですよ。
コレはホントに。
日中は楽しいけど、帰って寝る直前に暗くなると体謝が悪くなって
体脂肪がつきやすくなるから、
ウソでもいいから楽しくしてから寝るといいんですよね。
だから、ピラティスとかいいんですよ。
アレはやってると自然にアドレナリンが出て楽しくなってくるから。
『ターザン』とかに書いてあるストレッチを"コレをあと何回..."
とか思うとツラくなってくるじゃない?
でも、ピラティスは静かに呼吸している間に
だんだん興奮して楽しくなってきて、会社辛いことあったけど、
どうでもイイやと思って寝ると、痩せていくんですね(笑)」
ちなみに、
ライター(男)の私も菊地さんへの今回の取材が終わった後に
「このままではいかん!」と思い立ち、
数日後にはレコード屋にばっかり通いがちな足をグッとねじ曲げて、
久々に真剣に服と靴をリニューアルしに行きました...。
撮影/松元エリ子 取材/吉本秀純(音楽ライター)











