竹中ワールドにはまっちゃいました
取材前日、ライターMさんとインタビュー内容の打ち合わせのため
淀屋橋にあるレトロビル地下の、静かな珈琲店へ。
とりあえず、璃子ちゃんに聞きたいことを言い合いながら...
竹中監督のホラーコメディだけあって、絶えず爆笑。
「あの時の竹中さんの、ダンスが大好き!」
「マイコちゃんすごかった! あのブチ切れ方は、ちょっと見直したわ〜」
「沢村一樹ってオトコマエの顔して、ずっと落ち武者(笑)」
「岩松了とクリスタルケイが継母って!キャスティング最高!」
「(ゾンビのマネして)ぎょい〜って(笑)」
打ち合わせというよりも「自分がどのツボにはまったか」という
ネタの確認のようなもの。二人とも共通していたのが
「バカな事を一生懸命取り組む大人たちが、とてもかっこよかった!」
そして向かえた取材当日。市内の某ホテルの一室に現れた璃子ちゃん。
やわらかそうなロングヘアに、前髪のウィッグが新鮮です。
手には数本の指にだけブラックのネイルが。おしゃれ!

早々にインタビュー開始です。(詳しくは本誌P127を見てね!)
今回の作品は、とにかく全キャスト、竹中キャラ一色。
璃子ちゃん演じる美香代だけが、唯一まともな女子高生なんです。
どんどん世界に引き込まれて、そのうちアタマが錯乱していきそうになり...
そんな中、まともな現実を思い出させてくれるのが美香代。
竹中ワールドと観客とをつないでくれている役割でもあるんです。
「異様な中できちんとしなければならなかったから、精神的に疲れました」
はじけられずフラストレーションがたまった...と本人も語っていたぐらい。
真夏の山形、一ヶ月間合宿状態で、撮影はナイター続き。
ライトに無数の虫が集まり、ある意味本当にサバイバルだった様子。
でも全員同じホテルに滞在していたので、楽しい合宿生活だったとか。
「役者さんもスタッフさんもみんな、竹中さんが大好きなんですよね。」
璃子ちゃんにとって竹中さんは...どんな印象でした?
「監督ってね、すごいオシャレなんですよ〜!
あんな、超暑い山形の山奥に、洋服たっくさん持ってきてたし。
クツもいつもすごくかわいいの履いてましたね」
インタビュー直前、控え室へ入る竹中監督をチラリとお見かけしましたが
プリントTシャツに黒のジャケット、全体的に細くてひきしまった印象で、
突然の大物監督の登場で、現場に緊張が走る...かと思いきや
とってもおおらかな雰囲気で、逆に現場が和んでいました。
笑顔で、そしてあのバリトンボイスで 「よろしくお願いします」と一言。
とっても、とってもステキなおじさまでした。
そんな竹中監督とMBSの番組『侍チュート!』収録のため、前日から来阪。
チュートリアルやハリセンボン、南海キャンディーズ山ちゃんと、
竹中さんとマイコさんと一緒に、大阪のスタジオでコントに初挑戦!
え、バラエティってめずらしくないですか???
「そうなんですよ...。超アウェーで...泣きそうだった(笑)
でも、現場は意外と静かだったんです。
あぁやって笑いの現場も真剣に作られてるんだって思いましたね」

最後に、パンフレットを見ながら...今回の出演者(おじさまが多い)の中で
恋人にするなら...どのおじさまがいですか??の質問に
「(しばらくパンフレットをめくりながら)...やっぱり竹中監督です!」
撮影/新田君彦
歴史研究部の女子高生たちが夏合宿に向かったのは、観光キャンペーン中の、山形県の落ち武者の里。のどかな山村のはずが落ち武者がよみがえり、村人が次々と襲われる恐ろしい夜を迎える…!無類のホラー好き竹中直人監督ワールド炸裂の娯楽度満点ホラーコメディ。
監督/竹中直人
出演/成海璃子、AKIRA、マイコ、竹中直人、沢村一樹ほか
公開/テアトル梅田、なんばパークスシネマほか全国ロードショー
http://yamagatascream.gyao.jp
ナルミリコ◇1992年、神奈川県生まれ。’05年TVドラマ『瑠璃の島』で初主演を務めて注目を浴び、映画’07年『あしたの私のつくり方』、『神童』、’08年『イキガミ』など話題作に続々出演。’09年『罪とか罰とか』で初めてコメディ映画に主演、コメディエンヌとして新たな魅力を開花させ、今後がますます楽しみな若手女優の一人。












