16歳のオトメの...骨太な日常??
真っ赤なワンピースに、天使の輪くっきりの艶さらヘアが
美しくなびく草刈麻有さん。
ころころと楽しそうに笑う可憐な笑顔、きらきらと輝きがとまらない瞳。
ひだまりの中での読書、
ふんわりブランケット、
ジンジャークッキーとかレモネードみたいに、
あったかくて、甘酸っぱいものが似合いそう......。
そんな勝手なイメージは、今回の取材で楽しく裏切られた。

実は取材前、気になっていたことがある。
それは、草刈さんのある日のブログにあった「水戦争をしました」の一文。
......あの、水戦争ってなんですか?
「公園で、友達と水鉄砲で水をかけあって対決したんです。
水風船をぶつけたりして(笑)。一番濡れた人が負け。
楽しかったですよ〜。私、体を使った遊びが大好きなんです」
意外。
けっこうお転婆?
さらに意外だったのは、R&BとHIPHOPが大好きという草刈さんのiPod。
「Bow Wow、Soulja Boy、Mario......。
日本だとキングギドラさん、ZEEBRAさんとか入ってますね。
小さい頃から父(俳優の草刈正雄さん)と一緒に『MTV U.S. Top20』を
見ていたので洋楽が大好き。
最近は、お兄ちゃんの影響で昔の音楽もよく聞いています。
マービン・ゲイさんとか大好きです」
渋い。
セレクトもかなり男前です。
そして渋さの極め付けは、「勝 新太郎ファン」であること。
「"これが俺のスタイルだ!"という存在感がかっこいいんです。
家族全員ファンで、映画はほとんど観ています」
草刈さん、可憐だけれど、マインドはかなりタフな模様。

初のヒロイン役を演じた映画『蘇りの血』では、
主人公・オグリを演じる中村達也さんをはじめ、渋すぎ、
クセありすぎな共演者の中にあって、紅一点、体当たりの演技で奮闘。
「中村さんは、撮影に入る時の集中力がすごくて惹きこまれました。
共演者の皆さんはとても優しくて、
撮影がお休みの日は足湯に連れて行ってくださったり。楽しかったです」
毎日お風呂上りに20分間のストレッチを欠かさないのは、
「体が柔らかいほうが演技するときに体の動きがよくなると聞いたから」。
「いろんな役ができるようにもなりたいし、その中で、
"私といえばこの役"という存在感のある役も見つけたい。がんばります! 」
勝新もびっくりの熱く燃える役者魂。
女らしくて男らしい。
でも、「う〜ん......」と、はにかみながら
質問の答えを真剣に考える姿は、16歳そのもの。
少女と大人の間を行き来する草刈さんに、完全K.O.です。
撮影/高木俊幸 取材/松田亜子
闇の世界を司る大王が患う業病を癒すために招かれた、天才按摩師オグリ。嫉妬するほどの健康な身体を持ち、忠誠を誓わない態度に腹をたてた大王は、オグリを殺めてしまう。オグリに密かに思いをよせるテルテは、“現世”へと蘇らせるため地の果てにあるという“蘇生の湯”を目指す。
監督・脚本/豊田利晃
出演/中村達也、草刈麻有
渋川清彦、新井浩文
板尾創路ほか
公開劇場/京都シネマ
『蘇りの血』 公式サイト
http://yomigaeri-movie.com
くさかりまゆう◇'93年東京都生まれ。モデル、女優。父親は俳優の草刈正雄。「エステー消臭プラグ」や「京都むらさきの」などCMでも活躍中。ファッションは「ビームスが大好き!」なんだそう。












